エントリーモデルの定番オーディオインターフェイス、behringer UM2 U-PHORIA。
約5,000円という低価格で買えるため、気になってはいるものの購入をするか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、機能などについてレビューしていくのでよかったら参考にしてみてください。
UM2は最初のオーディオインターフェイスとしておすすめです。
behringer UM2 U-PHORIA
付属品
- 取扱説明書3冊
- USBケーブル
- ステッカー
が同梱されています。
取扱説明書は日本語の他に、中国語や英語など全部で7言語で書かれています。
オーディオインターフェイスはDAWが付属していることが多いですが、UM2には付属していないので、別途で購入するか無料のStudio One 4 Primeなどを使いましょう。
デザイン
ボディとツマミはプラスチック製で、少し安っぽさを感じます。
ですが、シンプルなデザインで無駄がなく、約5,000円という低価格なら十分なクオリティ。
デザインにこだわりたい人は、これより上のランクのオーディオインターフェイスを買うほうがいいと思いますが、音質が良ければいいという人にはUM2はおすすめです。
裏には滑り止めが付いています。
サイズと重さ
サイズは、幅12.8cm・高さ4.6cm・奥行11.8cmとコンパクトで置き場所に困ることはなく、省スペースで使えます。
重さは300gとかなり軽量です。
behringer UM2 U-PHORIAの仕様
2IN 2OUT
インプットは、マイク接続用のXLRコネクタとシールドなどの標準プラグが接続できるコンボジャック(MIC/LINE1)に加え、標準プラグジャック(INST2)を搭載。
アウトプットは、RCAアナログ出力を2つ搭載しています。
ダイレクトモニター機能
ダイレクトモニター機能があるので、レイテンシー(遅延)のないモニタリングが可能。
正面にある「DIRECT MONITOR」ボタンでON/OFFの操作ができます。
標準ヘッドホンジャック
正面の一番右側のヘッドホンマークのあるところが、標準ヘッドホンジャックです。
ミニプラグは接続できないので、もともと標準プラグになっているモニターヘッドホン「SONY MDR-CD900ST」などを使うか、変換アダプタを使いましょう。
48Vファンタム電源
コンデンサーマイクを動作させるために必要な48Vファンタム電源を搭載。
背面の一番右側の「+48V」スイッチでON/OFFの操作ができます。
ファンタム電源をONにしたままケーブルの抜き差しをすると、コンデンサーマイクが壊れる可能性があるので注意しましょう。
iPhone・iPadでは動作しない
UM2は電源がUSBバスパワーになっているので、iPhone・iPadだと電力不足で動作しません。
そもそも対応OSはWindows XP・Mac OS X以降なので、iPhone・iPadでオーディオインターフェイスを使いたい場合は、iOS対応の製品にしましょう。
Windowsで録音をするなら「ASIO4ALL」が必要
UM2をMacで使う場合は、Macの標準オーディオドライバー「Core Audio」 で動作しますが、Windowsで使う場合はフリーソフトウェアの「ASIO4ALL」をインストールする必要があります。
ちなみにUM2はパソコンでは「USB Audio CODEC」という名前で表示されます。
Windowsは環境によって、ノイズやレイテンシー(遅延)が発生するというレビューもあるので注意しましょう。
まとめ
UM2はこんな人におすすめ
- 最初のオーディオインターフェイスを探している
- できるだけ安く買いたい
- デザインよりも音質にこだわりたい
- Macユーザー
UM2は使う環境を選ぶ製品ですが、低価格で音質は良いので一度買って試してみる価値はあると思います。
ぜひこの機会にチェックしてみてください!