立って弾くときにギターやベースが落ちないか不安なときは、ストラップロックピンがおすすめです。
そこで今回は、1年使っているSCHALLERの「S-Locks」の取り付け方を紹介していきます。
しっかり取り付けることで、大切なギターやベースを落下による破損から守ることができるので、さっそく見ていきましょう。
SCHALLER(シャーラー)とは?
SCHALLERは、ドイツのギター/ベースパーツのメーカーです。
ストラップロックピンのパイオニアで、ストラップロックピンといえばSCHALLERというくらい定番であり、基準になっています。
ギター用のペグやロック式トレモロユニットなども、製造・販売しています。
SCHALLERのストラップロックピンには、旧型「Security Locks」と2018年に発売された新型「S-Locks」があり、今回紹介するのは新型「S-Locks」です。
「S-Locks」の付属品
「S-Locks」には、「ストラップボタン」「ストラップロック」「ロック・ホイール」が各2つずつ付属されています。
それと、パッケージが箱型になりデザインが良くなりました。
「S-Locks」の取り付け方
ストラップに取り付ける
まず「ストラップロック」を穴に通して、「ロック・ホイール」を手で時計回りに締めていきます。
「ロック・ホイール」は角が丸みを帯びているほうが上です。
ちなみに、このストラップは「Jim Dunlop D07-01BK Poly Strap Black」というスタンダードなストラップですが、穴を拡張する必要もなくスムーズに入りました。
次に、「ロック・ホイール」に小さい穴が2つ空いているので、ここに2mmほどの六角レンチを通してさらに締めていきます。
そして、「ロック・ホイール」の側面にあるネジを、マイナスドライバーで締めたら完了です。
取り外すときは、ネジをゆるめてから外します。
たまにでいいのでゆるんでいないか確認すると、落下の心配がなくて安心です。
ギターに取り付ける
次は、ギターに取り付けていきましょう。
ギターに取り付けてあるストラップピンを外して、「S-Locks」の「ストラップボタン」を取り付けます。
フェルト(黒い丸いやつ)も忘れずに!
「S-Locks」の「ストラップボタン」は、六角レンチで取り付けられるようになっています。
メンテナンス工具は、「D’Addario Multi-Tool PW-GBMT-01」がおすすめ。
ギターやベースに必要な六角レンチやドライバーが、全部で10本付いています。
これを買ってからは、メンテナンスに必要な工具がなくて困ったことがないので、1つ持っておくと便利です。
まとめ
新型「S-Locks」になって、さらに安定してロックできるようになりました。
取り付けもシンプルで簡単なので、初心者にもおすすめです。
また、8色展開しているので自分のギターやベースに合ったカラーが選べるのも良いですね。
基本、自宅だけでギターやベースを弾く人も練習にストラップは欠かせないので、ぜひこの機会に「S-Locks」を使ってさらに上達していきましょう。