自宅の近くに楽器店がなかったり、あっても取り扱っているギターが少ないなどの理由で、通販での購入を検討している人も多いと思います。
ですが、「ギターって通販で買っても大丈夫なのかな…」と不安を感じている人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ギターを通販で3本購入してきた経験をもとにメリットとデメリットを紹介していきます。
これから紹介することを知っておくことで、安心してギターを通販で購入することができるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
通販で購入するメリット
店舗より選べるギターが多い
まず、通販だと店舗より選べるギターが圧倒的に多いです。
なので自分好みのギターを見つけやすく、納得のいく買い物ができます。
何店舗も回らずにすぐにたくさんのギターと比較できるのも大きなメリットですね。
欲しいギターが近くの楽器店に運よくあるといいですが、もしない場合はそこで妥協して買わずに通販で探してみることをおすすめします。
より安く買える
同じギター同じ状態のものでも、通販だと価格に差があり安く買えることがあります。
価格に差があることは通販では珍しいことではないので、ぜひ一度チェックしてみてください。
移動時間や交通費がかからない
移動時間や交通費がかからないのも、通販ならではのメリットですね。
地方に住んでいる場合は、楽器店の集まっている都心などに行かなくて済むのでかなり時間を節約でき交通費が浮きます。
通販で購入するデメリット
状態がわかりづらい
通販では実際に手にとって確認できないことが最大のデメリットですね。
ギターは木で作られているため、木目もそれぞれ違ったり個体差があります。
それと通販サイトはよくギターの状態をランクで表していますが、そういったランクは取扱店舗やサイト側の判断なので参考程度にしておきましょう。
こういった状態の評価はあくまでも主観であり、個人差がでます。
自分が傷アリだと思ったギターでも、人によっては美品だと思うこともあるからです。
ギターの購入は高額になる場合もあるので、少しでも気になる点がある場合はメールなどでしっかりと確認をとりましょう。
試奏ができない
試奏ができないので、音やネックの状態を確認することができません。
ですが、ネックなどは何本もギターを触ってこないと、試奏で良し悪しを判断するのは難しいです。
なので、初心者やはじめてギターを買う人には、選択肢の多い通販をおすすめします。
配送時に破損する可能性がある
通販だと配送時にギターが破損する可能性があります。
実際に通販で購入したギターの1本は、ボディの塗装がはがれ傷がついた状態で届きました。
梱包材のダンボールがかなりへこんでいたので、落としたのかもしれませんね。
もしこういう事態になったときは、写真を撮りメールに送付して、すぐに購入店舗に連絡をしましょう。
メールには注文番号を記載し、返金や交換などの希望を事前に伝えておくとスムーズに進みます。
ぼくもすぐに連絡をして、そのあとは購入店舗と配送をした佐川急便からお詫びの電話がきました。
ですが結果的によかったのは、新品と交換できたことです!
購入したギターは中古だったのですが、系列店に同じギターの中古がないとのことで、新品と交換ができラッキーでした。
詐欺サイトに注意しよう
極端に安い価格で販売されていたり…
もう生産されていなく、出回っていないギターが、そのサイトのみで新品で販売されていたり…
そんなサイトをたまに見るこがありますが、詐欺サイトの可能性が高いので要注意。
不安なときは、会社名を調べるか、代引きで注文できるかを確認しましょう。
代引きは現物がないとできませんし、そもそも詐欺サイトはクレジットカードか銀行振込での決済しかできない場合が多いです。
不自然な日本語が使われていたり、住所が実在しなかったり、1つでもあてはまる場合は購入はやめておきましょう。
まとめ
通販で購入するメリット
- 店舗より選べるギターが多い
- すぐにたくさんのギターと比較できる
- 価格に差があるため安く買える
- 移動時間と交通費がかからない
通販で購入するデメリット
- 実際に手にとって確認できないため、状態がわかりづらい
- 試奏ができないので、音やネックの状態を確認することができない
- 配送時にギターが破損する可能性がある
初心者やはじめてギターを買う人は状態の判断が難しく、デメリットよりもメリットのほうが大きいので通販がおすすめです。
近くの楽器店に欲しいギターがない人や、まだ欲しいギターが決まっていない人も、通販で一度探してみましょう!